高村斉 芸術的なカレー
高村斉がお送りします。
宮城県に芸術的なほどに美しいカレーがあるとのことなので
ご紹介させていただきます!
まるでアートみたい。色とりどりのお花や野菜が散りばめられた美しいカレーはいかが?
旅好きのオーナーがヨーロッパのカフェや美術館にインスピレーションを受け作った「Botanicalitem&Café CYAN(ボタニカルアイテムアンドカフェシアン)」。グリーンやアートに囲まれた空間で食べる、フォトジェニックなカレーが話題です。異国情緒たっぷりの空間
仙台市営地下鉄「青葉通一番町」駅から徒歩4分。レンガ造りのビルの1階に「Botanicalitem&Café CYAN」はあります。
ビルの通路に面したガラス越しにちょっと薄暗い店内をのぞいてみると、奥の壁にかかる鹿の剥製がちらりと見えます。一体どんなお店なのだろうとドアを開けると、そこはヨーロッパ風のレトロなインテリアと大鉢のグリーンに囲まれたエキゾチックな空間。コンクリートが剥き出しの天井は高く開放感があり、深いブルーに塗られた壁には、絵画が飾られています。店内のイメージは、オーナーがフランスやスペインなどの旅先で出会ったカフェや美術館。フランスの蚤の市で買い付けた古めかしいアクセサリーやカトラリー、そして手作りの骨のオブジェなどがそこかしこにディスプレイされ、空間そのものがまるでひとつの作品のように作り上げられています。ついつい写真に撮りたくなる美しいカレー
おすすめは、その美しさで話題の「ボタニカルカレー(1200円)」です。
アンモナイト型のプレートに盛られたカレーに、大きくカットされた旬の野菜が大胆にトッピングされています。さらに目をひくのが鮮やかなエディブルフラワー。かわいらしい季節の花がちょこんと飾られています。オーダーしたほとんどの人が、食べる前にまず写真を撮るというのが納得の美しさです。
店内の雰囲気にあわせ、その味わいもエキゾチック。たっぷりの玉ねぎを炒めて煮込んだ甘みのあるカレーに、ブラックペッパーと、タイムやセージなどの南仏プロヴァンス地方のハーブをミックスし、華やかな香りをプラス。刺激的で味に奥行きのあるカレーです。一杯ごとに味わいが変化するコーヒー
食後にいただきたいのが、バリスタが一杯ずつていねいにハンドドリップしたコーヒー。シドニー発「SINGLE Origin ROASTERS」の東京焙煎所「single O japan」から豆を仕入れています。
フルーティーな浅煎りコーヒーをじっくり楽しんで欲しいと、コーヒーはデキャンタで供されます。1杯目、2杯目と、デキャンタからカップに注ぐことで、少しずつ温度が下がり、よりコーヒー豆本来の甘みや香りを感じながら味わうことができます。
ガトーショコラやオレンジケーキなどの自家製スイーツは、どれも甘さ控えめ。繊細で個性的なコーヒーとの相性は抜群です。過ごすほど、新鮮な驚きのあるカフェ
訪れる度に新しい発見があるのも、こちらの楽しみのひとつ。
店内の一角は、アーティストの展覧会が頻繁に開催されるギャラリーになっています。
また、店内に目を凝らすと、壁のくぼみにマリア像が収まっていたりと「こんなところにこんなものがあった」と毎回驚きがあるはず。観葉植物やブロカントの数々は、販売も行っているので、お気に入りを探し出しましょう。
「Botanicalitem&Café CYAN」で異国のカフェにいるような旅人気分を味わってみませんか?Botanicalitem&Café CYAN(ボタニカルアイテムアンドカフェシアン)
宮城県 仙台市青葉区一番町6-22 シャンポール一番町1階MAP
022-302-6881
11:00~21:00(L.O.20:30)
木曜・ほか不定休あり
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:星マチコ
素晴らしい彩のカレーですね!
味もとても気になります!!
様々な場所の影響を受けたオーナー自慢の一品なので
ぜひ食べに行ってみてください!!
それでは!高村斉がお送りしました。